muシリーズは縫い目をなくす事で
革そのものの素晴らしさ、日々の使い込みによる細かな傷、大きな当たり傷さえ
美しく引き立ち、その人だけのモノになるようにと考えています。
シンプルだからこそ素材にこだわり、
理想とするカーキの革をオリジナルで作る事にしました。
< オリジナルレザー >
昨年の6月頃から兵庫県のタンナー(皮を革にする職人)であるno-one-leatherさんに依頼し
オリジナルの革の打ち合わせ、サンプル作りを重ねていきました。
(実際の工場の様子)
そしてついに試行錯誤し理想とする革が完成しました。
タンニン鞣しという技法で作られた牛革は厚みがありハリもあります。
また使い続ける事で艶が生まれ、色も深くなっていきエイジングも楽しむことができます。
色は多く重ね均一にするのではなく
薄く染める事で柔らかな印象のカーキになり、濃淡のある表情豊かなムラ感に仕上げています。
革の手触りは他の素材では感じられない力強さがあり、また馴染み深いものだと思います。
光沢がありツルツルとした革、柔らかい革、滑らかなど動物の種類、
加工により様々あります。
ムノイでは、加工をして表面の素材感をなくすのではなく、なるべく素のままにサラリとした表面にほんの僅かにザラ付きを感じられる革らしいを革になっています。
私たちは毎シーズン革を変えたりするのではなく、自分たちであちこち周り探し
出会えた革を大事にして長く一緒に付き合っていきたいと思っています。
今回お世話になったno-one-leatherさんにはとても親身になって話を聞いてもらい
素晴らしい革を作って頂きました。
この革を活かせるようにこれからもモノづくりを大事にしていきたいです。
mnoi
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