soft wax leatherについて。

更新日:2月4日


2020年も残すところ後少しになってまいりました。


ムノイは設立して2年目となった今年は新型コロナウイルスにより

あまり皆さんの前でお話しすることも商品を見てもらう機会もほとんどありませんでした。


一度、地元である兵庫県へと戻り(皮革の産地)

色々なタンナーさん(皮を革へする職人)や革関係の方と交流してきました。







そんな中、柔らかい革を得意としておられる

松岡皮革さんへお邪魔させて頂きました。


カーフや鹿革などたくさんの革を見させて頂き、

松岡さんの革へのこだわりなど色々とお話を聞かせて頂きました。


触らせて頂いたカーフレザー(生後6ヶ月以内の子牛)はワイルドでもあり繊細な表情から

包まれる様な柔らかさに心地の良い手触りがあり、素晴らしい革でした。


松岡皮革さんでは革の製造の様子や自社の革製品ブランドの事なども

SNSで発信されています。 Instagram https://www.instagram.com/matsuoka_tannery/




SOFT WAX LEATHER




そして沢山革を見させて頂く中で出会ったのがソフトワックスレザーでした。

マットな色合いで触り心地はとてもしっとりとしていました。



日本の原皮を使ったクローム鞣しで

この風合いを出すための油とワックスの割合が難しく

皮から革にし、染色、加脂した後に革を干し

そしてワックスを充填させることで、しっとりとした革になるそうです。



少し濡れているのかと思うほどで、しかし触っていて不快感はなく、触るというより

握りしめたいと思う素材感でした。





先端のシワになっている部分にオイルを塗り実際にグシャっと握ったモノです

経年変化していくと艶が出て濃くなっていきます。


このシワはオイルやワックスが入っているため形状を保っています。

また手で伸ばす事で再び平らになる柔軟性もあります。




        革の特徴        





ワックスが効いているため軽い爪痕などは指で優しく擦ったり、水気を硬く絞ったウエスなどで叩くことで消えていきます。またワックスにより夏は柔らかく、冬は少し硬くなるという季節での面白い変化もあります。




またオイルの量により左のカーキの革の様な変化や右のブラウンの様に強く擦ることで

焦げた様な変化も起こします。


この様に色々な変化が交わることで何通りもの表情になっていく革です。

丁寧にゆっくり育てたり、傷をそのまま残したり、焦がしたりしながらでも

自分らしく経年する面白い素材になっています。





現在この革でお香立てやアクセサリートレー、Arbag

他にもバッグやお財布なども試作の段階まできています。

この素晴らしい革でmnoiのモノとしての力強さを活かせる

モノづくりをしていきたいと思います。